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新幹線で行く嬉野温泉の旅

2022年9月23日(金)開業の西九州新幹線には途中駅もありますが、そのうちの1つ「嬉野温泉」駅はJR新規開業となります。
今回はこの駅名にもなっている嬉野温泉を紹介してみましょう。

JR駅こそ新規開業ですが、温泉自体はもちろん由緒あるもので、なんでも「神功皇后」(第14代天皇の后)まで遡るというすごい話です。
江戸時代には既に宿場町として栄えており、現在も武雄温泉と並び、佐賀県を代表する温泉として知られています。

これまでは公共交通機関によるアクセスはバス頼みでしたが、新幹線が開業すれば、博多駅からは70分前後(武雄温泉乗り換え)、長崎からも約25分となる模様で、地元の期待ぶりも想像できるというものです。
新駅から温泉街へはおよそ1.5キロなので、まあほどほどかと思います。

 

 

嬉野温泉は「美肌の湯」が謳い文句で、これはナトリウムを多く含む重曹泉が皮膚の角質を溶かし、つるつるスベスベになるということが根拠となっています。
宿泊はもちろん、日帰り温泉にも各所対応するほか、公衆浴場として「シーボルトの湯」(上記画像のオレンジ屋根の建物)という施設が存在し、気軽に立ち寄れるようにもなっています。

 

 

名物では「嬉野茶」と「温泉湯どうふ」が筆頭に挙げられます。
温泉湯どうふとは、その名の通り、嬉野温泉の温泉水を使った湯豆腐のことなのですが、これがまさにポイント! 先ほど述べたように、ここの泉質はタンパク質を溶かす効果があるので、コトコト煮込まれた豆腐はとろとろになり、その分煮汁が"豆乳"化するのです。胃腸にも優しいそうですよ。

 


 

 


嬉野温泉の観光案内はいかがだったでしょうか。
もしかしたら、そのうちこの温泉のことが旅行業務試験で出題されるかも。。。なんてことがあれば面白いんですけどね。