エッ？ シルバーウイークじゃないの？？

今朝方の記事投稿のときの話です。
文中に「いよいよ始まったシルバーウイーク！」と書こうとして、ふと筆（キーボードをたたく指）が止まりました。
はて、"シルバーウイーク"の定義って何だったっけ。。。

私がこのとき感じた"虫の知らせ"は正解でした。
一説によれば、「今年はシルバーウイークは存在しない」のだそうですね。いや、もっと厳密に言えば「シルバーウィークの定義は固まっていない」の方が真相でしょうか。

元々は"敬老の日"の移動（９月第３月曜日へ）から始まった９月の大型連休化。"秋分の日"が至近にあることもあり、ある年には５連休にもなりました。
ここから世間は盛り上がり、「ゴールデンウイークに対抗してシルバーウイーク」、いや「敬老の日が含まれるからシルバー」などを含め諸説入り乱れる現況となったのです。

ちなみに、先ほど述べた「今年はシルバーウイークは存在しない」は「５連休でなければシルバーウイークと称しない」説の方の見解です。
この先のカレンダーを追ってみれば。。。　アレ？ 2026年まで５連休のチャンスは訪れないことになりますね。
（しかもやっかいなのは、"秋分の日"が日付固定でない（9月22日の年もある）ので、本当の意味では先は読めない）

まあたいていの方で言えば、３連休でも４連休でもうれしいことに変わりはないんでしょうね。まして今年は２回連続であるし。
中には「シルバーウィーク前半」「シルバーウィーク後半」といった表現まで見受けられます。
旅行業界においては言うに及ばず。この宣伝ワードを使わない手がありません。
コロナ禍が小康状態になりつつある（当然ながら油断は禁物ですが）状況で、せっかくの商機を十分に活かしていただきたいところです。

大型連休であろうとなかろうと、秋は元々"行楽シーズン"。それぞれの許す範囲で存分に楽しみましょう。
全国の観光地が賑わいを取り戻すきっかけになることを願って。