旅行好きのための国内旅行業務取扱管理者ガイド

令和4年過去問解説 全問対応しました 「趣味は旅行です」から1ランク上を目指す方へ!

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「趣味は旅行です」に疑問を感じた日 【旅行業務試験を目指したきっかけ】

「趣味は?」と聞かれて、あなたはどう答えていますか?

「趣味は旅行です」 ご多分に漏れず、かつての私もそう答えていました。
その頃はSNSが今ほど盛んではなかったのですが、日常生活において自己紹介の機会はいくらでもありました。
当時の私で言えば、就活時期だったこともあり、いくつもの履歴書に判を押したようにそう書いていた記憶があります。

インパクトが弱いんだよなあ」

と感じたのは一度や二度ではありません。
旅行趣味自体は悪いものではないのですが、ありきたりなのか面談とかでもそれ以上掘り下げてもらえないのです。
興味を惹いてもらえさえすれば。トークネタ(エピソード)はいっぱいあるんだけどなあ。。。

「旅行業務」に関する資格が存在するのを知ったのは、そんなある日のことでした。

 

 

最初は私も一目見てこう思っていました。

「旅行業界に就職するならバッチリの資格だよね。でも、自分はそっち志望じゃないし。」

なので、しばらくは気に留めていませんでした。
数カ月経った頃、あらためて詳細を見直したところ、

「これって実務者でなくても受けられるんだ。難易度もこれならなんとか目指せそう だよね。」

ふとそう思い立ったのです。
れっきとした国家資格なので、趣味欄じゃなくて資格欄に堂々と書けます!
「何コレ?」と目を留めてもらえれば、旅行趣味と併せてアピールトークに繋がることが狙えます。

 

 

その後の結果を書いてしまうと、その時の思惑通りにはいきませんでした。

残念ながら、その年の受験申込日を過ぎていたので間に合わず。実際に受験して合格できたのは翌年、つまり就職した後だったのです。
まあそれはそれ。今の私は自己紹介がこう変化しています。

「プロの旅行資格持ってます!」

へーそれ何? と何割かぐらいは興味持ってもらえるので、その後のトークにちゃんと繋がっています。
そうして知り合った知人から、今では旅行相談を受けるようになりました。
適切な列車の選定。おすすめの切符の買い方。ときには旅行プランの作成をお手伝いすることも。
私は本業として開業してはいませんし、報酬も受けてません(サービス)。でも喜んでもらえます。

ちょくちょく受けることもあり、その都度責任をもって最新情報をきちんと調べ直します。
自分が行ったことの無い観光地でも、プロの視線になり、自信をもってアクセスや見どころを紹介できるようにもなりました。

これらの繰り返しが知識となり、さらに蓄積されていきます。
そうして鍛えられたことが、また自分の財産になるのです。